
SAKI INANAGA
メッセージ
稲永 紗季
出身大学:杏林大学(2011年卒)
[国内留学中:善衆会病院]
いななが さき
メッセージ
稲永 紗季
いななが さき
出身大学:杏林大学(2011年卒)
[国内留学中:善衆会病院]
膝関節手術の経験を積むため、国内留学中
私は2011年に杏林大学を卒業して、初期研修を経て、2013年に杏林大学整形外科に入局しました。この4月から膝関節の手術が豊富に経験できる善衆会病院に国内留学させてもらっています。
研究ではロコモをテーマとしていただいて、パソコンソフトの使い方から手取り足取りのご指導いただき、論文執筆中です。
また昨年は1年間、女子なでしこリーグ2部の十文字VENTUSというサッカーチームのチームドクターをやらせてもらいました。チームが今年はなくなってしまったので、幻の1年でしたがとても楽しく貴重な経験でした。
応援して下さる先生がたくさんいる環境
順風満帆のように書いていますが、妊娠や出産、流産などで、急な欠席が続いたり、フルで働けないはがゆさから仕事をやめたくなったことは何度もありました。迷惑ばかりかけてまで仕事を続ける自分が嫌になることもありました。しかし、当時の医局員や医局長、教授までもが、いつも親身に優しく声をかけて下さり、当直免除や外来のみでの時短復帰でなんとか妊娠や産休明けを乗り越えられました。妊娠中の不安定な時期に外勤を認めてくださった外勤先の部長の先生の存在もとてもありがたかったです。産休後は出向先の佼成病院の先生方のご理解とご協力により、今日までなんとか整形外科医を続けてくることが出来ました。善衆会病院への国内留学も、佼成病院で膝の手術をたくさん教えてもらう中で希望するに至りました。認めて下さった教授はじめ医局の先生方に何より感謝しています。
どこに入局しても、男性でも女性でも思い通りにいかないことや辛くやめたくなることは必ずたくさんあると思います。その時に親身に相談に乗り、応援して下さる先生がこの医局にはたくさんいます。どんな時も前向きに、希望を持てる働き方、臨床、研究の道筋を一緒に見つけて導いてくれます。規模が小さい分、とても温かい医局です。今までたくさんの先輩方にしてもらったように、今度は私が新しい先生達のお役に立てたらと思っています。ぜひ杏林大学整形外科で一緒に働きましょう!