TAKUMI TAKEUCHI
メッセージ
竹内 拓海
たけうち たくみ
助教
出身大学:杏林大学(2006年卒)
患者さんの笑顔を取り戻す整形外科医
私は卒後母校の杏林で初期研修を受け、2008年4月に杏林大学整形外科に入局しました。学生時代には、現在も続けているサーフィンにはまりつつ、部活はバスケットボール部に所属しておりました。整形外科への入局も、直属の部活の先輩からの誘いでした。当時の私は循環器科志望で、その理由はカーテル治療など生死にかかわる緊急医療にあこがれを持ち、これぞ医者だ!と思っておりました。しかし整形外科を研修医として学んだ際に、医療に対する考え方が大きく変わりました。人のADLをいかに良くするか?そして痛みから解放された術後の患者さんの幸せそうな笑顔、また元気一杯な体育会系の先輩他達の雰囲気で、私は杏林整形への入局を決めました。
整形外科医は、内科医でもありまた外科医でもあります。そして各疾患に対して実に様々な治療法や手術があり、経験を積めば積むほどその魅力と難しさを感じることができる科だと思います。決して若い学年から『お客さん』にはならず、初歩的な処置や外傷の手術など、直接自分が執刀する手術も関連病院出向では多々あります。また、入局後も様々な専門分野に分かれており、必ず自分に合ったsub specialtyを見つけることができると思います。
TAKUMI TAKEUCHI
大学病院でありながら、家族のような医局
現在私は脊椎を専門にしており、2013年から2年間、群馬県館林にある『慶友整形外科病院』に2年間国内留学をさせていただき、他大学の先生との触れ合いを通じて様々な刺激を受け、とても貴重な経験をさせていただきました。また、杏林大学の整形外科は、他大学の大きな医局に比べれば、医局員は比較的少ない方です。医局員が少ないのは不安だ・・・と心配される方も多いかもしれませんが、逆に大きな医局に比べ、医局員一人一人の事が良くわかる『家族のような医局』だと思います。また逆に考えれば、医局員が少ないからこそ、頑張れば比較的早く第一線に出られるともとらえられます。実際自分は、手術や臨床業務から離れるのが嫌で大学院には進まず、臨床の傍らで基礎研究を行い2018年に論文学位を取得させていただきました。そして、他大学の同世代との脊椎の研究会を主催したり、セミナー講師を行う機会も少しずつ頂いております。このようなflexibleな対応ができるのも当医局の魅力だと思います。
年間イベントとしては、医局旅行や納涼会や忘年会だけでなく、ボーリング大会などのレクリエーション企画も多数行っており、コメディカルとの仲も非常に良いです。このコロナ鍋の中、現在開催は難しくなかなか直接杯を交わしての交流は難しいと思いますが、ぜひ一度杏林大学整形外科に見学に来てください。ここには書ききれない杏林整形の魅力をわかっていただけると思います。是非『住みたい街NO1?』の吉祥寺の最寄りの大学病院で、一緒に働ける『仲間』を心よりお待ちしています。